浜松市中区自治会連合会の行った、令和4年台風15号の天竜区での被害状況や熊地区の課題と取組みを学ぶため研修の現地とのコーディネーターをはまこらが務めました。
① 9月23日 台風15号被害状況
まず区役所担当者より被害状況の報告がありました。
台風15号により、特に天竜二俣から春野町方面の降水量が多く土砂、
床下浸水、断水が数十棟の被害が。
天竜区役所の駐車場も土砂崩れが発生しており、
視察時は二次・三次被害が起きないよう、
トンバックの設置等が行われていました。
中区でも床下浸水の被害が多くあり、
災害対策の重要性を再認識した視察となりました。
②天竜熊地区での研修・交流会
天竜地区自治会連合会から、
熊地区の地域特性や課題について、お話しがありました。
熊地区を走る熊・阿多古線は、過疎地域指定を受けていないため、
維持基準は収支率 16%以上となっており、
足りない分は地域から補填する必要があります。
さらに現在、往復3便の運行しかなく、
高齢者の買い物や通学する高校生にとって交通の格差が問題となっています。
中区自治会長さんからは、
「天竜区が抱える問題を、広く知ってもらう場が必要だと感じた。
ほとんどの浜松市民は知らない」
「市は子育て支援を掲げているが、通学格差がある。
市全体の問題として考えなければいけない」といった感想があがりました。
また研修では、
NPO法人夢未来くんま 健康長寿の邑くんまが健康増進と
地域活性化を目的に実施するノルディック・ウォークを、
自治会長さんたちも体験!
参加した自治会長さんの中には、
「老人会の行事の1つに取り入れていきたい」と言っていた方もいらっしゃいました。
コメントをお書きください